瞑想する人たち

みなさんはマインドフルネスをご存知ですか?さて、今日はマインドフルネスについて紹介していきますね。

大手企業も取り入れるマインドフルネス

最近ではよく耳にするようになってきたマインドフルネスとは、目の前にあることだけに集中することで、心を健康的できる方法です。忙しく走り回るビジネスパーソンにはたくさんの情報が集まってきて、情報の整理や自身の心と向き合ったり感情を整理したりする時間がほとんどありませんよね。
マインドフルネスを実践することでストレスの軽減や集中力の向上が期待できますよ。
大手企業のGoogleやApple、Facebookなどの外資系や、Yahoo!、パナソニックなどの日本企業でもマインドフルネスを取り入れています。

マインドフルネスの方法

マインドフルネスは1回やるだけで何かが変わるということは少なく、継続する必要があります。
心のための筋トレだと思って、生活習慣に組み込んでいきましょうね。

瞑想

背筋を伸ばして座り、目を閉じます。あぐらでも椅子でもできますので、オフィスチェアでも実践してみてくださいね。
呼吸を意識して、自分の呼吸に集中します。頭の中で何かが浮かんできたり、考え事をしてしまったりしても、呼吸に意識します。無心になるわけではなく、自然な呼吸をすることだけに意識を向けましょう。気が散っても意識を戻すことの繰り返しで、今目の前にあることに集中できるようになっていきます。

歩行瞑想

じっと座っているのが苦手な方は歩行瞑想がおすすめです。慣れてきたら通勤時や生活の一部でも実践していくと精神的安定に期待できます。

まずは、どこを歩くのかを決めておきましょう。意識が道順やどのくらい歩くのかなどに向かないよう、事前に場所や時間を決めておくのがポイントです。
瞑想同様に呼吸に意識をします。次にゆっくりと歩きながら、足の裏に意識を向けます。指先やかかとが床に接地するときにどういった感触かどのように離れていくのか、足の裏に意識を集中させて感じましょう。
他のことに意識が向いても呼吸を意識しながら足の裏に集中します。慣れてきたら足の裏から太ももやふくらはぎなどの部位に意識を集中させていきます。

呼吸法

口を閉じて鼻から4秒かけて大きく息を吸い込みます。7秒間息を止め、8秒かけてゆっくりと吐きだします。これを数回繰り返すことでリラックス効果が期待できます。

横になれる場所があるときは仰向けになって腹式呼吸をするのがおすすめです。
手を胸の上とお腹に置き、深く息を吸ってお腹を膨らませ、ゆっくりと息を吐きます。深呼吸でも息を止める時間や吐き出す時間を意識してくださいね。

マインドフルネスは短期間では一時的なリラックスを得られますが長期的に継続することが大切です。朝起きたら瞑想をする、仕事の休憩時間に呼吸法を取り入れるなど、習慣化して取り組んでいきましょうね。